組織を牽引するリーダーシップと臨床現場の力も見逃せない。消化器外科領域で国際的な評価を得てきた中村雅史病院長のもと、同院は難治性疾患に対する最後の砦としての存在感を一段と強めている。高度急性期医療の現場では、24時間体制で重症患者を受け入れる救命救急センターと各診療科が密接に連携し、一刻を争う救命医療が展開されている。
特に特筆すべきは、日本屈指の歴史と症例数を誇る生体肝移植・臓器移植医療だ。多職種からなる移植医療チームの技術力は世界水準に達しており、他院で治療困難と判断された重篤な肝不全患者に対しても高度な外科学的アプローチを提供する。緊迫した手術室で繰り広げられる精密な手技と徹底した術後管理が、多くの命を繋ぎ止めている。