ネット上でも度々話題にのぼる「一般人は霞会館に入れるのか」という疑問ですが、結論から言えば一般人が正会員になることは制度上不可能です。霞会館の入会基準は極めて厳格であり、資産額や社会的地位、知名度などで加入できる一般的な名門ゴルフクラブや富裕層向けクラブとは根本的に一線を画しています。
会員資格の原則は、かつての「華族の家系を継承する男系男子の当主」であることです。歴史的に爵位を授かった家系の血脈を受け継ぐ嫡男にのみ扉が開かれており、いくら大企業の経営者や政治家であっても、家柄の条件を満たさなければ入会申請すら受け付けられません。
施設への立ち入り自体については、会員の同伴や紹介がある場合に限り、ビルの34階にあるレストランや個室の利用が認められるケースがあります。しかし、それはあくまでゲストとしての立ち入りに過ぎず、倶楽部の運営や本質的なコミュニティの輪に部外者が加わることは決してありません。この徹底した血統主義こそが、昭和から令和の現代に至るまで霞会館の神秘性を守り続けている最大の要因です。