1986年の衝撃的なデビューから40年。日本のポップス界にファンクとR&BのDNAを叩き込んだパイオニアは、2026年の今もなお先頭で旗を振り続けている。今回のツアーで特に目を引くのは、旧知のファンを心躍らせるディープなファンクチューンと、近年の先鋭的なトレンドを融合させた先進的なサウンドメイキングだ。
時代がどれほど移り変わろうとも、彼が鳴らすリズムの軸は揺らがない。重厚なベースラインに乗せて放たれるステップ、マイク一本で会場全体の空気感を自在にコントロールする存在感。歴史を重ねたからこそ滲み出る大人の色気と、少年のように音楽を楽しむ無邪気さが同居するステージングは、まさに圧巻の一言に尽きる。