枠連は、1着と2着になる馬の「枠番号」の組み合わせを当てる券種です。1枠から8枠までの数字を選ぶため、出走頭数がどれだけ多くても最大で36通りしか存在しません。一方の馬連は「馬番号」の組み合わせを当てるため、フルゲート18頭立ての場合は最大153通りにのぼります。この選択肢のコンパクトさこそが、枠連の大きな特徴です。
枠連を語る上で欠かせない最大のメリットは、「同枠の保険効果」にあります。例えば、8枠に入った本命馬(16番)を軸に買った際、仮にその馬が直線で伸びあぐねても、同じ8枠に同居していた穴馬(17番や18番)が2着以内に食い込めば的中となります。パドックや返し馬の気配で迷った際にも、同枠丸ごとカバーできる安心感は他の券種にはない強みです。
一方で、デメリットも存在します。1つの枠に有力馬と人気薄が同居している場合、人気馬のオッズに引っ張られて配当が低めに設定される傾向があります。また、出走頭数が8頭以下の少頭数レースでは発売されず、9頭立てなどの極端に頭数が少ないレースでは馬連とほぼ同じ組み合わせになってしまい、枠連ならではの妙味が薄れる点には注意が必要です。