事態を重く見た地元自治体は、ついに重い腰を上げた。2026年夏からの本格導入を目指し、事前予約制による入場制限を開始したのだ。1日の入場者数をわずか50人に絞り、保全協力金として1人あたり2,000円を徴収する。
この決定には賛否両論が渦巻いている。「自然を金で切り売りするのか」という批判がある一方、「これしか守る方法はない」と支持する声も多い。実験的に導入された最初の1ヶ月で、ゴミの量は劇的に減少し、静寂が少しずつ戻ってきたという。この試みは、全国の他の秘境が抱えるオーバーツーリズム問題の試金石となるはずだ。