老松の代名詞として全国のお菓子好きに愛されているのが、初夏から夏にかけて限定で販売される名物「夏柑糖(なつかんとう)」です。日本古来の純種夏蜜柑の皮を丁寧に手作業でくり抜き、絞り出した果汁と寒天、少量の砂糖だけを合わせて再び皮の容器へと戻すという、惜しみない手間暇がかけられています。
気になる販売時期は、例年4月上旬から7月頃まで。ただし、原料となる原種夏蜜柑の収穫量に左右されるため、その年の気候によっては早めに完売・販売終了となることも珍しくありません。口に含んだ瞬間に解けるような寒天の食感と、爽やかな酸味、後味に残るほのかな苦味。初夏の訪れを知らせる風物詩として、毎年多くのファンが心待ちにしています。