警察学校の期間は大卒6ヶ月・高卒10ヶ月!訓練実態と給料事情の全貌

警察学校の期間は大卒6ヶ月・高卒10ヶ月!訓練実態と給料事情の全貌

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6ヶ月(大卒)または10ヶ月(高卒)の過酷な初任科教養を乗り越え、卒業式で「巡査」の階級章を胸に付けた警察官たちは、どのような進路を歩むのでしょうか。

結論から言えば、例外なく全員が各警察署の「地域課(交番)」に配属されます。刑事課や交通機動隊、公安課、鑑識などの専門部署を志望している場合であっても、交番勤務を経験せずに配属されるルートは存在しません。交番こそがあらゆる警察活動の基礎であり、第一線現場だからです。

警察官の初期育成は、警察学校を卒業して終わりではありません。以下の3段階のロングスパンで一人前の警察官に育て上げられます。

  1. 初任科(警察学校):基礎教養(大卒6ヶ月/高卒10ヶ月)
  2. 現場実習(実務修習):所轄警察署の交番に配置。専任の指導員(ベテラン巡査部長や指導巡査)とマンツーマンで24時間当直勤務を実体験(大卒3ヶ月/高卒4ヶ月)。
  3. 初任補修科(警察学校再入校):交番で直面した実務の疑問や課題を持ち寄り、再び警察学校で高度な法解釈や実務訓練を集中的に受講(大卒2ヶ月/高卒3ヶ月)。
  4. 実戦実務修習:再び交番に戻り、より実践的な現場活動を展開(大卒4ヶ月/高卒5ヶ月)。

これらすべての課程を終えて初めて「初任教養修了」となり、独り立ちが認められます。採用試験合格から正式な独り立ちまでは、大卒で約1年3ヶ月、高卒で約1年10ヶ月を要します。警察学校はその長い育成サイクルの「助走期間」に過ぎないのです。

阿部 裕樹
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阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。