SixTONESの楽曲において、高難度のハイトーンパートやエモーショナルなフェイクを担う京本大我の歌唱力は、グループの最大の武器の一つです。しかし、彼の歌声が真に真価を発揮したのは、劇場の生音響に鍛え上げられたミュージカルの舞台でした。
転機となったのは、2015年にオーディションを勝ち取って出演したミュージカル『エリザベート』のルドルフ役です。儚げな貴公子のビジュアルと、破滅へ向かう青年の苦悩を突き刺すようなハイトーンボイスで歌い上げ、ミュージカルファンと舞台評論家の双方に衝撃を与えました。その後も着実にキャリアを積み重ねています。
- 『ニュージーズ』(2026年):主演ジャック役として力強いダンスと熱唱を披露し、日生劇場を満員に。
- 『シェルブールの雨傘』(2026年):全編歌のみで進行する難関フレンチミュージカルでギイ役を好演。
- 『モーツァルト!』(2026年〜):帝国劇場の掉尾を飾る大役、ヴォルフガング・モーツァルト役に抜擢され、圧倒的な存在感を発揮。
さらに近年では、写真集やソロプロジェクト『ART-PUT』を立ち上げ、自ら作詞作曲を手掛けた楽曲の発表や、フォトグラファーとしての個展開催など、自己の内面世界を具現化する活動を精力的に展開しています。外部のプロデューサーに頼るだけでなく、セルフプロデュースによって表現を昇華させる姿勢は、新世代のアーティスト像を鮮烈に提示しています。