テーブルに運ばれてきた瞬間、誰もが二度見する。金魚鉢アイスコーヒー・巨大パフェ(名物メニュープロジェクト)の一環として生み出されたメニュー群は、まさに言葉通りのド迫力だ。花瓶のような大きなガラス容器に注がれたアイスティーや、金魚鉢となみとなみに注がれた漆黒のコーヒー。添えられたガムシロップのピッチャーすら、一般的な喫茶店のグラスサイズに近い。
「初めてのお客さまは皆さん驚かれますね」と語るのは、長年現場に立つ喫茶店マスター(店舗責任者)。InstagramなどのSNSで話題のビジュアルは伊達ではない。生クリームが塔のように聳え立つパフェは、甘党であっても一人で完食するには相応の覚悟が必要だ。しかし、ただ大きいだけではない。深煎りの豆で丁寧に淹れられた珈琲の苦みとコクは本格派であり、純喫茶としての誇りが感じられる。