「進研模試の志望校判定は甘いのではないか?」という疑問を抱く受験生も少なくありません。判定の信頼性については、志望校のレベル帯によって見方を使い分けるのが正解です。
中堅私立大学や地方国公立大学を目指す場合、進研模試は受験者層が厚いため、合格可能性判定(A〜E判定)の信頼性は非常に高いと言えます。一方、東京大学・京都大学をはじめとする旧帝国大学や早慶上理などの最難関校を目指す層にとっては、難関大志望者に特化した駿台模試や冠模試(東大実戦模試など)の判定を併せて参考にする必要があります。
成績表が手元に届いた際、判定以上に注目すべきは「GTZ(学習到達ゾーン:A1〜D3)」と「大問別の正答率・得点率グラフ」です。
模試を合格に結びつける実践的なアクションは次の3ステップに集約されます。
ステップ1:失点原因を3パターンに分類する
間違えた問題を「知識不足」「問題文の読み間違い・計算ミス」「初見で歯が立たなかった難問」に仕分けます。
ステップ2:正答率50%以上の問題を完璧に解き直す
受験者全体の正答率が50%を超えているのに自分が落とした設問こそ、最優先で潰すべき致命的な弱点です。解説を読み、自力で最後まで立式・解答できるまで解き直します。
ステップ3:解答プロセスの抜け漏れを参考書に戻って補強する
単に模試の答えを覚えるのではなく、該当する単元や文法項目を普段使っている教科書や参考書に戻って体系的に復習します。この反復が、次回の模試での偏差値アップを確実に引き寄せます。