ワイン文化の裾野を広げた立役者として、エンターテインメントの力も見逃せない。伝説的漫画『神の雫』は、詩的な表現でワインの魅力を描き出し、アジアのみならず世界中でワインブームを巻き起こした。その影響は今なお根強く、実写ドラマ化など世界的な展開が続いている。
一方で、カルト的人気を博した映画『サイドウェイ』や、Netflixで配信される様々な食とワインのドキュメンタリー作品は、ワインをより身近で人間味あふれるカルチャーとして浸透させた。こうしたメディアを通じてワインに興味を持った若年層が、今夜も自分だけのお気に入りの店を探して街へと繰り出している。