プロ野球中継をネットで楽しむにあたり、事前に知っておくべき2つの決定的な落とし穴が存在します。
1つ目の盲点は、「広島東洋カープ主催試合(マツダスタジアム)のDAZN配信対象外問題」です。ネット上では「DAZNに入ればプロ野球が全部見られる」と誤認されがちですが、広島主催試合のネット放映権は長年J SPORTSオンデマンド等が保有しており、DAZNでは配信されません。阪神が敵地マツダスタジアムで戦うカードは、DAZN契約者であっても画面が映らないため、地上波・CS放送(J SPORTS)やJ SPORTSオンデマンド等の別契約が必要になります。
2つ目の盲点は、「ストリーミング配信特有のタイムラグ(遅延)」です。地上波テレビ中継がほぼ0秒のリアルタイムであるのに対し、ネット配信(DAZNや虎テレなど)は通信回線のバッファ処理の関係上、約15秒から40秒程度の遅延が発生します。
このタイムラグにより、「スマホのSNS速報通知でホームランを知ってしまい、その20秒後に映像で打球が飛ぶのを見る」というネタバレ現象が頻発します。試合の緊張感を100%味わいたい場合は、ネット観戦中はSNSやチャットアプリのプッシュ通知を一時的にオフにしておくのが鉄則です。
また、海外の違法海賊版ストリーミングサイト(無料でプロ野球中継を無断転載しているサイト)へのアクセスは極めて危険です。マルウェア感染やフィッシング詐欺のリスクがあるだけでなく、著作権法上の観点からも絶対に利用してはなりません。