創業から100年を超える歴史の重みは、時に変革の足枷と捉えられがちだが、同社においてはむしろ長期的な視座を担保する強靭なアンカーとなっている。四半期決算の短期的な数値に振り回されることなく、10年後、20年後の社会構造を見据えた戦略投資を実行できるのは、相互会社ならではの強みだ。
気候変動リスクへの対応や少子化対策、さらには金融教育の普及活動まで、企業の社会的責任(CSR)の枠を超えた経営戦略の本丸として持続可能性が位置づけられている。確かな安心を世代を超えて繋いでいくという普遍的なミッションと、急速に移り変わる時代要請との高次元での融合。その静かなる挑戦は、日本の生命保険業界全体のあり方にも大きな一石を投じ続けている。 (出典: 富国 生命(Yahoo!ニュース))