近江神宮を深く味わい尽くす上で、外せない2大コンテンツが「着物体験レンタル」と「時計館宝物館」です。現地での滞在価値を何倍にも高める参拝ルートの全貌を取材しました。
境内の善庵(ぜんあん)などで展開されている近江神宮の着物体験レンタルは、老若男女を問わず圧倒的な支持を集めています。一般的な街歩き用のカジュアル着物だけでなく、かるた選手さながらの「矢絣(やがすり)の袴姿」や、平安朝の優雅さを纏う「十二単(じゅうにひとえ)」「水干」の本格着付け体験が可能です。1時間程度の境内散策プランから本格撮影プランまで用意されており、朱塗りの回廊や神池の橋を背景にした記念写真は、息をのむ美しさを誇ります。
境内奥に位置する近江神宮の時計館宝物館は、マニアならずとも目を見張る知の拠点です。漏刻を復元した装置や、スイス連邦から寄贈された日時計をはじめ、江戸時代の和時計、世界最古級の機械式時計など、約2,000点に及ぶ時計コレクションが体系的に展示されています。隣接する宝物館には、天智天皇にゆかりのある古文書や刀剣、美術工芸品が所蔵されており、歴史の厚みに圧倒されます。
参拝の記念として欠かせない近江神宮の御朱印種類と時間についても押さえておく必要があります。授与所は通常9:00〜16:30(季節や行事により変動あり)で開設されています。通年授与される本殿の通常御朱印に加え、天智天皇の歌が添えられたもの、水時計(漏刻)をモチーフにした意匠、季節の祭祀に合わせた限定御朱印など複数種が揃っています。切り絵を施した特製御朱印や、ちはやふるコラボレーションの意匠が登場する期間もあり、御朱印帳を持参する参拝者が列をなしています。