今回の事件追跡でも痛感されるように、現代の事件捜査において防犯・セキュリティ産業が果たす役割は急速に肥大化している。高画質化を遂げた4Kドライブレコーダーやクラウド連携型の車載カメラ、常時通信機能を備えたAI防犯カメラの普及は、街全体を巨大な監視ネットワークへと変貌させた。
行方不明者捜索におけるテクノロジーの進化はめざましく、動体検知アルゴリズムや自動車両識別システムが捜査員の「目」を強力にアシストする。かつてのように人的資源だけに頼る捜査から、テクノロジーが早期発見を支える時代への転換期を、今回の京都の事件は色濃く象徴していると言えるだろう。