今回の事案において極めて重要な要素として浮上しているのが、家族内部の関係性と過去の経緯だ。家庭環境の変化や生活実態について関係各所への取材を進めると、保護者(父親)と連れ子の間には、以前から生活上の様々な葛藤が存在していたことが判明した。
地域の児童相談所には、過去に複数回にわたり該当家庭に関する相談や面談の記録が残されていた。専門相談員による支援計画が進行中であった矢先の出来事であり、関係者の間には戸惑いと落胆が広がっている。行政側がどこまでリスクを把握し、対応できていたのかについても今後検証が求められる。