深夜3時過ぎ、地鳴りとともに突如襲いかかった激しい揺れ。ボゴタ市内の古いアパートメントに住むカルロスさん(42)は、「ベッドから吹き飛ばされ、天井のコンクリート片が降り注いできた。電波も一瞬で途絶え、暗闇の中で家族の叫び声だけが響いていた」と涙ながらに当時の恐怖を振り返る。
歴史的な街並みが残る旧市街(カンデラリア地区)では、煉瓦造りの歴史的建造物や住宅が相次いで半壊。幹線道路は亀裂によって分断され、救急車両の接近すら阻まれている状態だ。ボゴタ市長は緊急事態宣言を発令し、市民に対して広場や公園など指定の避難場所へ退避するよう強く呼びかけている。