モフモフとした愛くるしい外見に騙されてはならない。熊に酷似した大型犬たちの多くは、かつて護衛犬や狩猟犬として作出された血統である。深い忠誠心を持つ半面、見知らぬ者に対する強い警戒心と頑固な自立心をあわせ持つ。安易な気持ちで家族に迎えると、コントロール不能な事故につながる危険性を孕んでいる。
著名なドッグトレーナーであるシーザー・ミラン氏は、こうした大型犬や原始的な犬種の飼育において「人間側の明確なリーダーシップとエネルギーのコントロール」が不可欠であると繰り返し指摘している。力で押さえつけるのではなく、一貫したルールと十分な運動量によって犬の精神を安定させることが、事故を防ぐ唯一の道なのだ。