介護士離職率はなぜ下がらない?厚労省データと密着取材で迫る真相

介護士離職率はなぜ下がらない?厚労省データと密着取材で迫る真相

介護士離職率はなぜ下がらない?厚労省データと密着取材で迫る真相に関する知りたいポイントをわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

「給料が月数千円上がったところで、一人あたりの業務量が限界を超えています」——都内の特別養護老人ホームで勤務する30代の職員は、疲弊した表情でこう明かした。現場で目立つのは、身体的負担以上に精神的な疲弊だ。認知症ケアにおける突発的なトラブルへの対応、夜勤帯における極少人数でのオペレーション、そして終わりのない膨大な書類作成が職員の気力を削いでいく。

さらに独自取材から浮き彫りになった衝撃の理由は、職場の人間関係と管理職のマネジメント不足である。介護現場は密密なチームワークを要するが、過酷なシフトと心の余裕のなさからコミュニケーションが断絶し、職場のハラスメントやメンタル不調が頻発。志を持って入職した者ほど、「思い描いていた手厚いケアを提供できない」という現実とのギャップに悩み、現場を去っていく。

阿部 裕樹
Author

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。