肩の付け根が痛い原因と治し方|四十肩・腱板断裂の見分け方と対処法

肩の付け根が痛い原因と治し方|四十肩・腱板断裂の見分け方と対処法

肩の付け根が痛い原因と治し方|四十肩・腱板断裂の見分け方と対処法を詳しくリサーチ! 読者が気になる 重要ポイントを凝縮して配信します。

日常生活で「腕を上げると痛い」「夜間にズキズキ痛む」という症状がある場合、代表的な肩関節疾患のいずれかが進行しているシグナルです。代表的な病態の特徴と発症メカニズムを整理します。

日常会話で使い分けられる五十肩 四十肩 違いですが、医学的な違いは一切ありません。いずれも正式病名は「肩関節周囲炎」であり、40代で発症すれば四十肩、50代で発症すれば五十肩と呼んでいるに過ぎません。関節を包む関節包に慢性の炎症が起き、次第に関節が癒着して硬くなる病態です。

一方、近年臨床現場で四十肩と誤認されやすい疾患の筆頭が「腱板断裂(けんばんだんれつ)」です。肩の深層にある4つのインナーマッスルの腱が、加齢による変性や軽微な外傷によって擦り切れるように断裂します。60代以上の約20〜25%、70代以上の約30%に無症候性を含めた断裂がみられるという日本整形外科学会の報告もあり、決して珍しい病気ではありません。

また、肩の付け根 ズキズキ痛む 理由として特に急性期に激烈な症状をもたらすのが「石灰沈着性腱炎(石灰性腱炎)」です。腱板の中にリン酸カルシウム結晶が突如沈着し、激しい急性炎症を引き起こします。昨日まで何ともなかったのに「腕をわずかに動かすだけで激痛が走り、泣くほど痛い」という特徴的な発症パターンを辿ります。

さらに、腕を真横から持ち上げて60度から120度の間で痛みが強まり、それ以上上げると痛みが軽快するような場合は、インピンジメント症候群 原因となる腱と肩峰(肩の屋根にあたる骨)の衝突が疑われます。投球動作や水泳、テニスなど腕を頭上に上げる動作を繰り返すスポーツ選手や肉体労働者に好発します。

そして患者を最も苦しめるのが肩の付け根 夜間痛 理由です。肩関節周囲炎や腱板断裂では、夜間に横たわることで肩関節内の圧力が変化し、重力による腕の牽引がなくなることで患部が圧迫され、血流不全と炎症物質の滞留が生じます。これが「就寝時にズキズキと脈打つような激痛」を引き起こす生理学的メカニズムです。

田中 結衣
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田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。