騒動後、所属事務所を離れて表舞台から姿を消した江夏詩織さんは、その後芸名を本名に近い「栞(しおり)」へと改名し、フリーランスのモデルやインフルエンサーとしての活動を模索してきました。しかし、2026年現在においても、主要な地上波テレビ番組や大手企業のCM、著名ファッション誌の表紙に彼女が起用されることは事実上不可能な状況が続いています。
現在の彼女は、一部の親しいクリエイターが手掛けるアパレルブランドのモデル撮影や、プライベートを中心としたSNS発信など、極めて限定的なコミュニティ内での活動にとどまっています。SNSのコメント欄は現在も厳しく制限、あるいは閉鎖された状態が続いており、過去のデジタルタトゥーが消えることはありません。
一方で、被害者であった大塚愛さんは、シングルマザーとして子育てに奔走しながらも、デビュー20周年を経て精力的な全国ツアーや楽曲提供を展開。自立した強い女性アーティストとして幅広い層から揺るぎないリスペクトを集めています。また、グループを失ったSUさんも細々とDJ活動や配信などを行っているものの、かつてのような国民的カルチャースターとしての栄光を取り戻すには至っていません。不倫という過ちが関わったすべての当事者にもたらした傷跡の深さは、騒動から年月が経過した今もなお色褪せることはありません。