インターネット上で最も頻繁に検索されているのが、「演説中にろれつが回っていない」「声がかすれている」という指摘と、それに結びつけられた脳梗塞やパーキンソン病の疑惑です。
確かに一部の演説において、発声の立ち上がりがスムーズでなかったり、言葉の語尾が聞き取りにくかったりする場面は見受けられました。神経内科の専門知見に照らすと、脳血管障害やパーキンソン症候群の初期症状として構音障害や小声症、歩行のすくみ足が挙げられるため、ネットユーザーの間でこれらの病名が安易に結びつけられたと考えられます。
しかし、菅義偉氏の事務所や医師団から特定の神経疾患や脳血管疾患を公表した事実は一切ありません。政治部担当記者の取材によると、高齢期特有の口腔内環境の変化や喉の乾燥、連日の日程による極度の声帯疲労が影響している場面が多く、側近議員も「思考や政策判断の鋭さは全く衰えておらず、単なる加齢と疲労によるもの」と噂を明確に否定しています。