CMでの大ブレイクを経て、彼の演技力はスクリーンや連続ドラマの現場で一気に開花することとなる。主演を務めた映画『忍たま乱太郎』では、コミカルなアクションと感情豊かな表情演技で見事に主役の乱太郎を体現。幼少期から卓越していた演技のセンスは、映画関係者からも絶賛を浴びた。
しかし、彼が真に表現者としての脱皮を果たしたのは、少年期から青年期へのシフトチェンジだった。一時的に学業と演劇修行のために渡英し、本場ロンドンの演劇文化に身を浸した経験が、彼の役者魂に火をつけた。帰国後に出演した人気ドラマ『ドラゴン桜』第2シリーズでは、屈折した感情を抱く高校生役を熱演。内に秘めた葛藤と成長を繊細かつ力強く演じ切り、「元子役」というラベルを自らの実力で完全に塗り替えて見せたのだった。