「4月に入ったらすぐ加湿器をしまう」という判断には注意が必要です。実は、春先の加湿器には花粉対策という極めて実用的なメリットが存在します。
2月から4月にかけて猛威を振るうスギ・ヒノキ花粉は、空気が乾燥していると室内を長時間浮遊し続けます。室内の湿度を50%〜60%に保つと、水分を含んだ花粉粒子が重くなり、床へ素早く落下します。床に落ちた花粉を掃除機やモップで取り除くことで、吸い込むリスクを大幅に低減できる仕組みです。
さらに、春は移動性高気圧の影響で「春一番」などの強風が吹き荒れ、晴天の日は湿度が20%台まで急降下する日も珍しくありません。花粉症に悩んでいる方や肌・喉の乾燥に敏感な方は、4月いっぱいは湿度計を確認しながら部分的に稼働させるのが賢明な選択です。