スポットライトの当たる華やかな舞台から一転、過酷なバッシングと社会的孤立に直面した時期、彼女の時計は止まったかのように見えた。だが、現在の芸能活動を紐解くと、過去の痛みを抱えながらも着実に表現の場を広げている様子が浮かび上がる。過去を抹消するのではなく、破天荒だった歴史さえも自らの一部として受け入れる強さを手に入れたのだ。
独占取材や近年のインタビューで彼女が語る言葉には、一切の飾りが存在しない。「当時は何が起きているのか理解するだけで精一杯だった」と振り返る表情には、かつての幼さはなく、苦難を糧にして生き抜いてきた表現者としての覚悟が宿る。衝撃の舞台裏と称されたかつての噂話の真相を、自らの声で語り直す現在の姿は、かつてない存在感を放っている。