ここでは、最も美しく仕上がる「輪針を使ったリブ編みニット帽」の基本ステップと、美しさを左右する重要ポイントを解説します。
ステップ1:作り目を作る
一般的な大人用サイズ(頭周り約54〜58cm)の場合、極太毛糸であれば作り目は40目〜48目前後で十分です。一般的な毛糸だと80〜100目以上必要なところ、半分以下の目数で済むためカウントも容易。輪にする際、編み目がねじれていないかをしっかり確認して1段目をスタートさせます。
ステップ2:本体を筒状に編み上げる
伸縮性に優れた「1目ゴム編み(表目1・裏目1の繰り返し)」または「2目ゴム編み」で編み進めます。折り返しを作らないショートワッチなら高さ18〜20cm、裾を折り返すダブルワッチなら高さ25〜28cm程度までひたすら輪に編んでいきます。
ステップ3:トップの「減らし目」で自然な丸みを作る
帽子の頭頂部を綺麗に仕上げる最大のポイントが減らし目です。減らし目をせずいきなり糸を通して絞ると、余分な布地が寄って頭頂部がゴワついてしまいます。
トップの手前3〜4段のところで、「2目一度(2つの目を同時に編んで1目に減らす)」を等間隔で行い、目数を半分から3分の1程度に減らします。こうすることで頭の形に沿った滑らかなアーチが生まれます。
ステップ4:頭頂部を絞って糸処理をする
残り目数が10目程度になったら毛糸を20cmほど残してカットし、とじ針に糸を通します。残った目にぐるりと糸を通してギュッと引き絞り、頭頂部を閉じます。内側でしっかり結び目を作り、余分な糸端を編み地の裏側にくぐらせて隠せば完成です。