女優が自らの身体をセルフプロデュースし、作品の一部として昇華させる試みは、近年の演技派たちにおけるひとつのトレンドでもある。身体のラインを極限まで露出させるレオタードという衣装は、誤魔化しが一切利かない。筋肉の躍動、呼吸の深さ、重心の置き方ひとつで、演者の内面が如実に浮き彫りになるからだ。
今回のアプローチにおいても、彼女は徹底したトレーニングと肉体改造を経て撮影に臨んだとされる。無駄を削ぎ落としたシルエットは、ダンスやコンテンポラリーアートの文脈すら感じさせ、単なる衣装の枠組みを完全に踏み外している。身体そのものを言葉以上に雄弁なコミュニケーション手段へと変貌させた点こそ、プロフェッショナルとしての真骨頂だろう。