長年の懸案であった都市空間の構造改革が、ついに本格的な完成期を迎えようとしている。その核心をなすのが「登戸駅前地区第一種市街地再開発事業」だ。区画整理が進む約37ヘクタールに及ぶ都市計画の一環として、駅直結の利便性を最大化する高層複合ビルと立体的な歩行者デッキの建設が進められている。
事業を推進する川崎市の福田紀彦市長も、登戸エリアを川崎市北部の最重要拠点と位置づけ、強いリーダーシップで街づくりを牽引してきた。老朽化した建築物の不燃化を図りつつ、防災機能を備えた広い広場を確保する都市再開発事業のモデルケースとして、首都圏の他自治体からも熱い視線が注がれている。