現在、吉本新喜劇の舞台を牽引しているのは、個性豊かな4名の現役座長です。それぞれが強烈な看板ギャグと独自のリーダーシップを持ち、週替わりで上演される本公演をまとめ上げています。
2014年に就任したすっちーは、名物キャラクター「すち子」でお馴染みの絶対的エースです。毒舌ながら愛嬌あふれるおばちゃんキャラで幅広い世代から支持され、吉田裕とのコンビ芸「乳首ドリル」は社会現象となりました。舞台全体のテンポを巧みに操り、若手に見せ場を作り出すプロデュース能力の高さでも劇団員から絶大な信頼を集めています。
2017年に吉本新喜劇史上初となる生え抜きの単独女性座長として就任したのが酒井藍です。入団からわずか10年、当時30歳という異例の若さでの大抜擢でした。「ブーブー、ブーブー、私人間ですねん」の鉄板ギャグをはじめ、持ち前の明るさと人懐っこさで舞台全体を温かい空気で包み込みます。女性座員の活躍の場を大幅に広げた功績は計り知れません。
そして2026年3月、劇団のさらなる活性化を目指して同時就任したのがアキと吉田裕です。「いぃよぉ〜」のフレーズで老若男女を虜にするアキは、卓越した身体能力と独特の間合いで独自の喜劇世界を構築。一方の吉田裕は、ツッコミの確かな技術と舞台全体を見渡す視野の広さを誇り、正統派新喜劇の継承者として劇団の屋台骨を支えています。