グラビアでの鮮烈な印象を残した後、彼女のキャリアは思いがけない、しかし見事な転身を果たす。お笑いの総本山である吉本興業へと拠点を移し、吉本新喜劇の劇団員として舞台の世界へ本格参入したのだ。
喜劇の舞台という、グラビアの世界とは対極にある泥臭くも温かい空間で、彼女は「新喜劇のマドンナ」としての確固たる地位を築き上げた。劇中のコメディアンたちとのコミカルな掛け合いで見せる笑顔と、時折見せる大人の艶やかさ。過去のグラビア写真集で培われた圧倒的なビジュアルプレゼンスは、劇場に足を運ぶ観客を魅了し、新喜劇に独特の上品な華を添え続けたのである。