万博記念公園の象徴である「太陽の塔」は、2018年の再生事業以降、内部空間の一般公開が定着しています。しかし、太陽の塔の内部公開は完全予約制(先着順・WEB予約)となっており、当日券の枠は極めて限定的です。取材陣が現地で確認したところ、土日祝日の入場枠は受付開始直後に埋まるケースも珍しくありません。
塔の胎内に足を踏み入れると、まず目を奪われるのが高さ約41メートルに及ぶ「生命の樹」です。原生生物からクロマニョン人へと進化の歴史を辿る33種・183体の生物模型が枝幹に配置されており、2026年現在も綿密なメンテナンスによって鮮やかな色彩が保たれています。当時の特番インタビューや展示メモで岡本太郎が「過去・現在・未来を貫くエネルギーの噴出」と語った通り、最下層の地底空間から上層へと階段を登るプロセスのなかに、人間の根源的な生命力を追体験させる緻密な演出構造が組み込まれています。
内部観覧の所要時間は約30分から40分。階段の昇降がメインとなるため、歩きやすい靴での来園が推奨されます。なお、スマートフォン等での写真撮影にはフロアごとに制限があるため、見学前のガイダンス確認を怠らないようにしましょう。