彼のキャリアの原点は、福岡から上京して間もない10代後半に遡る。アメリカ人の父親と日本人の母親を持つ彼は、その群を抜いたスタイルと類稀なルックスで瞬く間にファッション界の寵児となった。
決定打となったのは、大手化粧品メーカー「資生堂」の男性用化粧水・整髪料ブランドの専属モデル抜擢である。画面いっぱいに映し出されるノーブルな横顔と、野性味あふれる眼光。それまでの日本の芸能界における「二枚目」の概念を根底から覆す、まさに黒船来航のようなインパクトを与えた。モデル時代の写真は現在でも「国宝級のイケメン」として語り継がれており、当時の少年少女たちに与えた美的カルチャーショックは計り知れない。