日本の漫画・アニメ産業が直面する脅威は、国内の法改正にとどまらない。国外からの圧力だ。特に近年、海外のクレジットカード決済代行業者が独自の自主規制基準を持ち込み、特定の表現を含む日本のコンテンツ取引を突然停止させる事例が相次いでいる。
「海外プラットフォームによる過剰な自主規制で、日本の多彩な文化が締め出されてはならない」。彼は自ら海外のカンファレンスや国際交渉の場に打って出た。プラットフォーム側の不透明な基準に懸念を表明し、対話による解決を模索する。表現の自由を守る闘いは、いまやグローバルな経済圏を巻き込んだ安全保障政策の様相を呈している。