ロゴTシャツやグラフィックTシャツを扱う際、最も警戒すべきなのがプリントの熱破損です。特に厚みのあるラバープリントやシルクスクリーンプリントのアイロンがけにおける注意点として、熱せられたアイロンの金属面が直接触れると、インク樹脂が溶融してプレートに焼き付いてしまいます。
装飾部分を保護するためには、綿100%の薄手のハンカチや専用シートをTシャツのプリント部分に当て布として重ね、その上から優しく押さえるように熱を通します。さらに安全性を高めるなら、Tシャツを裏返しにして内側からアイロンをかける方法が有効です。
また、Tシャツのアイロンがけでスチームとドライをどう使い分けるかも仕上がりを左右します。頑固なシワがついた綿素材にはスチームが絶大な効果を発揮しますが、熱に弱いプリント周辺や化学繊維に対しては、余計な水分と湿熱による変形を防ぐためにドライモードで手早く仕上げるのが適しています。