記録会の価値を決定づけるのは、計測の厳密さとトラックの質だ。仙台大学船岡キャンパスの第1グラウンド陸上競技場は、日本陸連公認の全天候型舗装トラックを備えている。
高精度な写真判定システムと風向風速計
短距離種目において最も重要なのが、超高速カメラを用いた写真判定装置(Photo Finish System)だ。100分の1秒、時には1000分の1秒の差で天国と地獄が分かれる競技の世界において、仙台大記録会では国際基準に準拠した厳密な計測が行われる。公認風速(2.0m/s以内)の測定も厳正に運用され、追い風参考記録か公認記録かが即座に判断される。
反発性と推進力を生むトラック表面構造
多くのスプリンターや中長距離ランナーが「仙台大のトラックは走りやすい」と口を揃える。適度な反発力とグリップ性能を備えたレーンは、足への負担を軽減しつつ、推進力を効率的にスピードへと変換する。良好なコンディションが整った春先や初秋には、自己ベスト更新者(PB更新者)が続出するのも珍しくない。