短冊を固定する際に最も重要なのは、「どこに、どの程度固定するか」という力加減と位置の選定です。スマートかつ美しく仕上げるための具体的な手順を整理します。
短冊を留める固定位置として最適なポイントは、以下の2箇所のいずれかです。
1つ目は「短冊の最上部の裏面」です。短冊のてっぺんから数ミリ下に、付属シールまたは5mm角程度に切った両面テープを1枚貼ります。この位置を固定することで、袋の上部から短冊が浮き上がるのを防ぎ、袱紗(ふくさ)への出し入れ時にも引っかかりません。
2つ目は「水引の結び目に隠れる中央部分の裏面」です。水引の真裏にあたる位置にテープを仕込むことで、外見からは固定具が一切見えず、極めて自然な佇まいを維持できます。
のり付けを行う場合は、水分量の多い「液体のり」は絶対に使用してはなりません。上質紙や和紙は水分を含むと激しく伸縮し、乾いた後に無残なシワ(波打ち)が発生します。代用する場合は、必ず「固形スティックのり」または「テープのり」を用い、上部に米粒大の極小面積で点付けするのがプロのテクニックです。