日本の都市再生を象徴するビッグプロジェクトとして世界中から注目を集める渋谷駅街区再開発計画。複雑に絡み合う鉄道網と高層ビル群を営業継続しながら同時に改修・新築するという、世界的に見ても類例のない超難関工事が進行中だ。ここでは最先端のインフラDX技術がフル活用されており、地下埋設物の可視化や混雑予測AIを用いた資材搬入管理が功を奏している。
だが、その華やかな都市変貌の陰には、緻密な工程管理と関係者の執念とも言える調整作業が存在する。資材供給の滞りや人手不足の影響を最小限に抑えるため、深夜の数時間で施工を完了させる極限の現場オペレーション。都市の価値を高める再開発の裏には、建設に携わるエンジニアたちの技術の粋が集結している。