福田淳氏を語る上で欠かせないのが、女優・アーティストののん(能年玲奈)との二人三脚の歩みです。前事務所からの独立後、大手メディアへの出演が制限されていた彼女と2016年にエージェント契約を締結。福田氏は旧態依然とした業界の圧力に屈することなく、独自のプロデュースを展開しました。
LINE NEWS発のオリジナルドラマやWeb広告、声優としての主演(映画『この世界の片隅に』)、音楽活動、アート展示など、地上波テレビに頼らないデジタル・インディペンデント戦略を次々と的中させました。タレント自身が持つ純粋な創作意欲を守りながら、ブランド価値を世界基準に引き上げる手法は、まさに「スピーディ流」の真骨頂でした。
のんが再び映画や広告、そして民放番組へと完全復帰を果たすまでのプロセスは、芸能界におけるエージェント制の有効性を証明する歴史的なケーススタディとなっています。