晩年のジャニー喜多川氏は、徹底して「裏方」に徹し、テレビカメラや公式写真に素顔を晒すことを拒み続けたことで知られています。しかし、没後や事務所の歴史的検証が進む中で、若い頃の写真が各種メディアやドキュメンタリーで取り上げられ、SNS上では「昭和の銀幕スターのようだ」「知的な美青年」といった驚きの声が広がりました。
本名はジョン・ヒロム・キタガワ(日本名:喜多川 擴 / きたがわ ひろむ)。現存する1950年代のパスポート写真やアメリカ軍所属時代のポートレートを確認すると、濃いまゆ毛に切れ長の大きな瞳、筋の通った高い鼻梁が際立つ端正な顔立ちをしています。当時の日系人コミュニティや演劇関係者の間でも、スマートな物腰と洗練された佇まいで知られていました。
表舞台に立たなかった理由について、生前の関係者インタビューでは「自分はあくまでステージを演出する裏方であり、主役は少年たちでなければならない」という徹底した美学が語られています。自らのビジュアルを秘匿することで、プロデューサーとしての神秘性を高める狙いもあったと分析されています。