日本航空が目指すのは、単に「飛行機を飛ばす会社」からの脱皮だ。航空事業という強固な基盤の上に、非航空系事業やデジタルビジネスを融合させ、新たな収益の柱を構築しようとしている。
この野心的な目標を達成するためには、従来の航空業界の常識にとらわれない発想が欠かせない。金融、IT、コンサルティング、物流、エネルギーなど、異業種で実績を積んだビジネスパーソンが持つ知見こそが、今のJALにとって喉から手が出るほど欲しいリソースなのだ。現場取材でも、「外部からの新しい視点がチームの議論を劇的に変えている」という声が相次ぐ。