日本のエンテインメント業界において、すべての人に好かれる「無難なタレント」は、記憶に残りにくく消えていきやすい。反対に、賛否両論を巻き起こし「好き嫌い」がはっきりと分かれるタレントほど、強烈な記憶を刻み長年にわたって第一線に君臨する。
高畑充希という表現者は、毒にも薬にもならない無難さを拒絶し、己の個性を前面に押し出すタイプだ。だからこそ、熱狂的なファンを獲得すると同時に、激しいアンチを生み出す。ネット上で囁かれる「嫌い」という感情は、彼女が放つ圧倒的なタレント性と存在感に対する、視聴者側の強烈なリアクションに他ならない。