御前崎の潮だまりは、生き物の宝庫だ。静かに水面を観察していると、次から次へと思いがけない海の住人たちが姿を現す。
浅瀬で見つかる定番の甲殻類と軟体動物
岩のすき間を覗き込むと、素早く横歩きで逃げ惑うイワガニやガザミの姿が目に入る。貝殻を背負ったヤドカリたちは、手のひらに乗せるとゆっくりと足を出して動き始める。さらに春先から初夏にかけて多く見られるのがアメフラシだ。紫色の液体を出す大きな体は、子供たちにとって驚きと発見の連続となる。
潮だまりを泳ぐ彩り豊かな小魚たち
透明度の高い小さなプールを注視すると、素早く動く小魚の影が見えるはずだ。緑や青の鮮やかな模様を持つニシキベラの幼魚、岩に擬態してじっとしているハゼの仲間、時には小さなタコやヒトデが身を潜めていることもある。捕獲用ネットと透明な観察ケースがあれば、目の前でじっくりとその姿を観察できる。