Webサイトの閲覧中に画面全体を覆うように表示される警告画面は、「スケアウェア(不安を煽る手口)」と呼ばれる偽の広告です。閲覧者の恐怖心を煽り、怪しいセキュリティアプリをインストールさせたり、個人情報やクレジットカード番号を詐取するフィッシングサイトへ誘導することを目的としています。
まず知っておくべき事実として、AppleがWebブラウザの画面を通じて端末のウイルススキャン結果を警告することはありません。Safari上で「ウイルスを検出しました」「あと○分でデータが消去されます」とカウントダウンが始まっても、それは単なるWebページ上の演出に過ぎません。
偽警告と本物のシステム通知を見分ける最大のポイントは「表示されている場所」と「URL」です。ブラウザのアドレスバーに「apple.com」以外の見覚えのないドメインが表示されている場合や、日本語のフォント・言い回しが不自然な場合は、すべてAppleサポートを装ったウイルスの偽警告と判断して問題ありません。画面をタップせず、タブごと速やかに閉じることが鉄則です。