ウィリアムソン師円選手の並外れたスタミナとしなやかな筋肉のルーツを探る上で欠かせないのが、彼の育った環境と家族の存在です。
1995年4月28日、北海道浦河町に生まれた師円選手は、オーストラリア出身で競走馬の調教師・育成を手掛ける父と、日本人の母のもとで育ちました。実家は日高地方の大自然に囲まれた競走馬の育成牧場を営んでおり、幼少期から馬と触れ合い、広大な敷地を駆け回ることで自然と体幹とバランス感覚が養われました。
さらに注目すべきは、同じくスピードスケート選手として全国舞台や国際大会で活躍してきた妹のウィリアムソン・レミ選手の存在です。兄妹揃って厳しい氷上の世界で切磋琢磨し、互いのレース結果を称え合う姿は、地元・北海道のメディアでも度々美談として取り上げられてきました。競馬界のプロフェッショナルである父の勝負哲学と、温かく見守る家族の絆が、世界の大舞台で臆せず戦う強いメンタリティを育んだと言えます。