彼女のキャリアを語る上で絶対に外せないのが、大ヒット作品『袖先赤いクットン』での偉業だ。2PMのジュノと呼吸を合わせ、切なくも美しい王朝の愛を描き切り、爆発的な高視聴率を叩き出した。王宮で自らの意思を持って生きようとする宮女・ドギム役を見事に演じ切った姿は、今も語り継がれている。
伝統的な時代劇という、高度な感情表現と佇まいが求められるジャンルにおいて、確固たる演技派としての地位を決定づけた本作。ジュノとの見事な掛け合いは主要な賞レースを総なめにするほど高く評価された。幼少期からの長い経験に満足することなく、常に挑戦を求めて役と対峙する情熱が、彼女をトップ女優へと押し上げた大きな原動動力だ。