検索エンジンで「名古屋スクールオブミュージック 偏差値」と調べる層が後を絶たないが、専門学校に入試難易度を示す学力偏差値は存在しない。試験科目に国語や数学といったペーパーテストが課されるケースは稀で、選考の中心は「面接」「書類審査」「作文」である。
この事実から「名前さえ書けば誰でも受かる」と軽視する向きもあるが、それは危険な誤解だ。入試担当者や面接官が注視しているのは、学力ではなく以下の3点に集約される。
- 継続力と心身のタフネス:途中で投げ出さず、厳しい実習や課題を2年間やり遂げられるか。
- コミュニケーション能力と協調性:舞台や音楽制作は完全なチームプレイであり、自己中心的な人間は現場を壊すため敬遠される。
- 明確な進路ビジョン:なぜこの分野で、なぜNSMでなければならないのかを言語化できているか。
面接では「好きな音楽」を熱弁するだけでは不十分だ。「自分の弱点をどう克服しようとしているか」「将来の仕事として成立させるためにどんな努力をする覚悟があるか」を具体的に語れるかどうかが合否や特待生選考の分かれ目となる。