Q1:会社法で資本金1円から会社設立ができますが、資本金1円のまま会社概要に記載しても問題ありませんか?
A1:法的には1円でも全く問題ありませんし、登記簿と異なる嘘の数字を記載することは違法(公正証書原本不実記載等)に問われるリスクがあります。ただし、対外的な信用力の観点では、資本金1円は取引審査で警戒される要因になります。可能であれば早い段階で増資を行い、少なくとも数十万〜数百万円の資本金を確保した上で記載するのが商習慣上は賢明です。
Q2:まだ主要取引先として開示できるような大手企業の実績がありません。どう書けばよいでしょうか?
A2:無理に実名を出せない場合は、「主要取引先:国内IT事業者、製造業各社、個人顧客」のように業種カテゴリーで表現して問題ありません。また、クライアントワークで守秘義務契約(NDA)がある場合は「一部上場精密機器メーカー様(守秘義務のため非公開)」などの表現にとどめ、無断で実名を掲載して信用を失う事態は絶対に避けてください。
Q3:ホームページの会社概要ページは、どのくらいの頻度で更新すべきですか?
A3:原則として、役員変更、オフィスの移転、増資、新規事業の立ち上げなどの登記的変更が生じた際は、発生から1週間以内に更新するのが基本です。また、少なくとも年1回(決算期終了後など)は定期的な見直しを行い、取引銀行の名称変更や従業員数、最新の売上データなどが現状と乖離していないか監査する体制を社内に設けておくことが推奨されます。