城の真の主役は、もちろんここに暮らす猫たちだ。施設の名を冠する初代てまり(看板猫)の優雅で愛くるしい立ち振る舞いは、今なお後輩猫たちへと脈々と受け継がれている。
キャットタワーの最上階で優雅に見下ろす長毛種、梁の上を俊敏に駆け抜けるハンタータイプ、あるいは客の膝元へ吸い寄せられるように甘えてくる甘えん坊。一頭一頭に際立った個性があり、彼らの気まぐれな動きを眺めているだけで時間はあっという間に過ぎ去る。猫たちの健康とストレス軽減を最優先に考えたスタッフの手厚いケアがあるからこそ、彼らはこれほどまでにリラックスした表情を見せてくれるのだろう。