富山市中心部を歩くと、ひときわ目を引くガラスとアルミのファサードが現れる。世界的建築家・隈研吾が設計を手がけた複合施設「TOYAMAキラリ」だ。御影石とガラス、アルミが乱反射する外観から一歩中へ足を踏み入れると、富山県産のスギ材が螺旋状に広がるダイナミックな吹き抜け空間が広がる。
光が降り注ぐこの館内にあるミュージアムカフェは、知的好奇心とリラクゼーションが交わる特別な場所だ。アート鑑賞の合間にアートブックをめくりながら飲む一杯は、思考を心地よく研ぎ澄ませてくれる。建築と日常のカフェカルチャーがここまで高い次元で溶け込んでいる都市は、全国的にも極めて珍しい。