2026年に開催されている全国ツアーは、各会場でチケットの完売が相次いでいる。セットリストには全盛期のヒット曲だけでなく、近年リリースされたバラードや果敢なカバー曲が並び、現在のヴォーカリストとしての魅力を存分に伝える構成だ。
観客層の幅広さも特筆に値する。90年代からのコアなファンはもちろん、SNSをきっかけにファンになった20代の姿も目立つ。世代を超えて人々が彼女のコンサートに足を運ぶのは、単なる懐古趣味ではなく、今まさにピークを更新し続けている一人のアーティストの「現在進行形のドキュメンタリー」を目撃したいからにほかならない。